3姉妹mama diary

3姉妹の子育てがひと段落。子育て中に気づいたことや自分の成長

母親

出産をした時を振り返り、私にはとてもやってみたかった事があります。

それは里帰り

実家は車で10分くらいの所にありました。

里帰りをしない理由は、母親との関係があまり良くなかったのです。

私から見る母は人のお世話が好きではないように見えていました。

小さい頃の私の身の回りのお世話は、自営業で家に居る事が多い父が主にしてくれました。

母も自営業を手伝いながら家にずっといました。

けれどお風呂に入れる、夜中トイレに連れて行く、抱っこするのも父でした。

母に抱っこされた記憶は私の中にはありません。

 

子供の事が嫌いな訳でもなく、誰よりも心配し、不便な思いをさせる事はなかったので、ただ愛情表現が乏しかっただけなのかと今は思います。

それでも母親はやはり特別な存在なのか、母親が家に居ない時はどこか不安だったのを覚えています。

 

なんでもハッキリ物を言う母が苦手でした。

言い返せない私はその言葉に何度も傷つきました。

自分の気持ちを抑えて親にはあまり何も言わなくなりました。

学校での心配事や友達との揉め事など全て自分1人で抱えこんでいました。

人の話をじっくり聞いて、私の気持ちを理解してくれて、前向きなアドバイスをしてくれるとは

到底思えませんでした。

今の自分が子供に対してそんな事がうまく出来てるかは分かりませんが、子供の話をちゃんと聞くように心がけています。

忙しくて話がゆっくり聞けない時は、後でゆっくり聞くからちょっと待ってて、と言えばすぐに納得して子供は待ってくれます。

そんな事が出来るのは、母と私の関係から学んだ事なので無駄ではなかったと今ではやっと有難く思えるようになりました。

私の場合、母がお手本になるのではなく

母の行動や態度から自分は違うやり方をしよう

あのやり方では人を傷つけてしまう

という事を教えてもらったと思います。